捨てればゴミですが活かせば資源を実践した「豊中あけぼのこども園」様のSDGsの園庭改修工事です。

外国製遊具のような華やかさはありませんが、工業製品や既製品でもなく自然の贈り物だけで、私の経験と職人さんの腕が見せ所という園庭改修でした。

M様邸のお庭は、昔ながらの和風庭園でした。

M様のご主人は和風庭園を「こどもさんが のびのびと走り回れるお庭」を、ご希望されての「庭じまい」でした。

ブロック塀も地震を考慮して木塀にして「こどもさんのためのお庭」に変身しました。

「豊中あけぼのこども園」の2年前の園庭は、植栽だけでしたが…

1年前は、M様の処分された庭石を活用した園庭でした。

和風庭園の不要になった庭石は、日本の文化的な価値があります!

今回はもう少し進化した園庭改修を目指します。1年前のM様邸の庭石が少し残っていたのとA様邸の庭石も活用して、自然の景色の中で こども達が自分流の遊びを楽しめる園庭づくりの第2章になります。

「庭じまい」で出た石の搬入です。

「庭じまい」で伐採した樹木は登り棒などに活用しようとストックしてありました。

今回の園庭改修工事で使用する庭石です。

「庭じまい」で出たレンガも有効活用!まだ据え付けていませんが、お誂えの感じです!

石の据付作業が始まりました。石のてっぺんに、こどもが登れるように据え付けていきます。

石の据え付けと並行して植木も植えていきます。

蹲石(つくばい いし)は、こども達が池から水を汲み、蹲に水を入れることを想定して据え付けていきます。

石の据え付け位置が決まり、どんどん据え付けています。

捨てればゴミですが活かせば資源です!

処分される予定であった庭木を、短く切りましたが、このような形で活かされました!

こども達のベンチや平均台になりました!!

元々あったスパイラル管へは、登りやすいように台石が据えられました!

こども達は「遊びの天才」です! ちゃんとした遊具でなくとも 自らが編み出した遊び方をします。今回はそのお手伝いをさせていただきました! 

こうして完成した「豊中あけぼのこども園」様の園庭です!

入園式の時期には、樹木たちは新芽を出して至る所で花を咲かせて、園児たちを出迎えてくれる景色を想像しております。

園長先生は、超多忙な時期にも関わらず、ご協力いただきまして誠にありがとうございました。

株式会社スマートガーデン 工事部 斎藤 栄三

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