昨年の植栽工事に続いて追加で植栽をしたいと園長先生からのご相談でした。

そこでsincaを運営するスマートガーデンならではの提案をさせていただきました。

昨年に行ったS様邸の庭じまいで、出た庭石の活用です!

S様は、庭石や庭木の処分を希望されましたが、庭石は日本の文化であり、日本の財産です。これからは規制が厳しくなり、取り出すことができない貴重な日本の資源です。その「庭じまい」で出た庭石は、処分するのではなく「豊中あけぼのこども園」の園庭で蘇ります。

このS様邸は、子供さんが走り回れる庭を希望されて、こんな感じのお庭になりました。

いよいよ 豊中あけぼのこども園の園庭改革が始まります。庭石が2個目、3個目と運び込まれます。

庭石の据え付けが始まります。

試行錯誤しながらの作業でした。経験がいる作業です。

園児たちが「小さな冒険」をできる工夫しています。

次は植木の搬入です。

カシワの樹も植えました。関西の山では、ほとんど見ることがない「カシワ」の樹です。柏餅を包む葉ですので見たことはあるかもしれませんが、関西ではなじみの薄い「カシワ」です

珍しいカシワの枯葉も遊び道具として残しておきました。

クワの樹も植えました。

クワの樹は「豊中あけぼのこども園」から1キロメートルほど南西に位置する「豊中市立文化芸術センター」の南側道路の堤防に大きなクワの樹があって、初夏にはたくさんの甘い実がなっていました。そのクワの樹は数年前に伐採されましたが、園児たちにもクワの実のおいしさを味わってもらいたいと植えました。葉は蚕のエサにもなり繭も作れますし「桑の葉茶」も作れます。

こうして完成しました「豊中あけぼのこども園」の園庭です。

園長先生は園児たちの思い出作りを考えて園庭改革を実践されています。

この後、まだまだ夢のある庭園計画が続いていきます。

この工事は園の休み期間を使っての工事でしたので、翌日の園児たちは目を輝かせて遊んでいたそうです。

園長先生には お休み期間ご出勤を願い、ご協力いただきましてありがとうございました。

スマートガーデン 工事部 斎藤

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