箕面保育園では防犯を兼ねた防音塀を造りました。

箕面保育園の東側道路からは箕面保育園の入り口が見下ろせます。
園児達の入園時や帰るときの声は一際大きく聞こえます。
また夏のプールの時期になりますと水着に着替える姿が見えることから防犯を兼ねた防音塀を造ることになりました。

まずは水路に作業用足場を架けます。水路は箕面市の管理なので箕面市役所へ届けを出して水利組合にご挨拶に行き作業用足場を設置するまでに1ヶ月を要しました。

着工前の騒音測定の様子です。

防音塀の基礎となるベースプレート用のケミカルアンカーです。

既存コンクリートにケミカルアンカーで固定用ボルトの打ち込みです。

さや管付きベースプレートの設置ができました。

寸法確認をして配筋準備です。

ベースプレートを一端取り外して配筋をします。

ベースコンクリートの仮枠です。

ベースコンクリートの出来形です。

そして柱の建て方が始まります。

面材の国産桧(ACQ加圧注入したもの)の現場搬入です。

桧の板が太陽の光を浴びて光っています。

作業は順調に進んでおります。

雇い実(板と板の継ぎ目)のラインがキレイに通っています。

ポリカ下の全ての板が差し込み完了です。

目隠しを兼ねた防音塀なのでポリカはカスミで対応しました。

ポリカの板を差し込むと斬新さが増します。

ポリカの上部にも桧の板2枚を差し込むと豪華な防音塀になりました。

最後の工程はアルミ笠木の取付けです。

笠木の取付けが終わり箕面保育園の目隠し兼用防音塀は完成致しました。

工事の途中で、近隣の方から綺麗な塀が出来ましたねとか、こどもの声が小さくなり感謝していますと声を掛けていただきました。
反対側から見ても美しい防音塀が完成致しました。

近隣の方々と箕面保育園関係者の方々には1ヶ月半に及ぶ工事でご迷惑をお掛け致しましたが、騒音測定の結果は施工前と施工後では15dbも下がりました。

ご協力ありがとうございました。

工事担当 斎藤 栄三

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