豊中あけぼのこども園の「ぶどう棚」は園児たちが、自らが収穫する計画です!
既製品のぶどう棚では、おもしろくない!
園児たちが一生の思い出になるような「ぶどう棚」を造りたいと園長先生のご希望でした。
木登りができるぶどう棚の柱を求めて、伐採している山まで走りました。
ぶどう棚の高さを3mにするならば、根入れ部分を50センチ加算して3.5mの柱を探していたら4mでも同じ金額でいいですよと、言っていただき購入することに致しました。
将来的に朽ちのことを考慮して当然ヒノキの柱に致しました。
柱が豊中あけぼのこども園へ到着する直前まで雨が降っていましたが、柱の到着時間にはピタリ!と雨は上がり、荷下ろしができました。
まずは柱の防腐処理です。
塗料は園長先生が、こだわりのオスモの商品です。
まずは1本目の柱の建て方です。
自然木なので、まっすぐではありません。レーザーやお隣の建物とにらみ合わせながらの柱の建て方です。
基礎コンクリートはバイブレーターをかけながら、密実に打設していきます。
夕方までには4本の柱が建ち終わりました。2月の施工ということもあり、夜の冷え込みを考慮して養生しております。
基礎コンクリートは打ち終わりました。
余ったコンクリートは捨てるとゴミですが活かせば資源です。
園長先生は記念碑を造っています。
植樹記念や「あけぼの」のロゴマークを入れて再利用をされていました!
片やぶどう棚工事は、イレクターパイプの取り付けが進んでいます。
イレクターパイプは2重に3重に安全対策を施しています。
天井部分のメッシュも丁寧に取り付けました。
3年くらい先には「巨峰」や「シャインマスカット」が、たわわに実り園児たちが柱に登りブドウをもぎ取り食べている姿を想像しながら植え付けをしました。
こうして3日間をかけて完成しました「豊中あけぼのこども園」の「ぶどう棚」でございます。
園が休みの日を使って完成させましたので、翌日に登園した園児たちは「ぶどう棚」を見て目を輝かせ嬉々として遊んでいたようです。